入江泰吉記念奈良市写真美術館は、写真家・入江泰吉の全作品を収蔵・保存するとともに、
随時テーマを替えて企画展を開催し入江作品を公開しています。

開館25周年記念 入江泰吉「菊池寛賞受賞作品展」
―『古色大和路』『萬葉大和路』『花大和』―

入江泰吉が71歳の時に受賞した第24回菊池寛賞は、写真集として出版した『古色大和路』『萬葉大和路』『花大和』(いずれも保育社)の三部作が「古都奈良の社寺と自然を見事な写真芸術に仕上げた色彩美」として評価され受賞にいたりました。今回はその3冊の写真集から構成し入江の代表作80点を展示します。

 

 東大寺より生駒山遠望『萬葉大和路』より


入江泰吉「古き仏たち」展

奈良を視る1 三好和義「室生寺」展

奈良を視る2 秋山亮二「なら旅行」展

奈良を視る3 百々武「日々は絶景」展

「In print, Out of print」
~CASEによる[写真集]に焦点をあてた展覧会~


写真美術館がある「高畑界隈」って、どんなとこ?
和(レトロ)と洋(モダン)が織りなす「高畑モダン」を散策しよう!

 ここ高畑(たかばたけ)は、春日大社の神職が住む町として古くからひらけ、柳生街道の始終地であることから賑わい発展してきました。 また、大正から昭和にかけては多くの文人墨客に愛され、文化の町としても知られるようになりました。
 高畑界隈には、国宝十二神将像で知られる古刹・新薬師寺や、奈良の三名椿のひとつ五色椿や萩で有名な花の寺・白毫寺が建ち、 また白樺派の文豪・志賀直哉が9年間住んだ旧居が保存公開されています。そして、奈良を愛しその風物を撮り続けた写真家・入江泰吉の 功績を記念し開設した、入江泰吉記念奈良市写真美術館も高畑の歴史的な町並みに溶け込むように建っています。
 白壁、築地塀、奈良の伝統的な町家、文人墨客が建てた洋館風の民家、石の道標や路傍の石仏、御蓋山(みかさやま)、春日の杜、滝坂の道(旧柳生街道)といったように、 歴史、文化、自然が一体となった高畑界隈をじっくり散策してみませんか。