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石川直樹写真展

次回予告 2020.03.26 New

開催日: 2020.4.11(土)-2020.7.5(日)

石川直樹写真展
「山は人間が生き延びるための根源的な叡智を引きずり出してくれる。」

「なぜ山に登るのか。なぜまた行きたいと思うのか。いくら考えても「好きだから」という結論にしか行き着かない。こうした長期の登山遠征は、身体にこびりついた澱のようなものをすべて消し去り、自分をシンプルな状態に引き戻してくれる。行く前と後では、世界が違って見える。行くことによって、今まで進んできた道の行き先が変わる。そうした一連の変化が、優れた旅の定義であり成果だとしたら、二度のエヴェレスト登山はぼくにとって最高の旅だったというほかない」(石川直樹)
 

石川直樹『EVEREST』より

 

石川直樹『K2』より

 

本展では、2度目のエヴェレスト登頂(2011年)と、2度にわたるK2遠征(2015年、2019年)で撮影された写真群を展示いたします。
世界最高峰の山の現実と、世界第2位の難峰へと向かう道程を、石川は中判フィルムカメラによって撮影し続けました。ネパール・クンブー地方の交易路であるエヴェレスト街道、パキスタン・カラコルム地方の奥地にあって絶えず動き続ける長大なバルトロ氷河、こうした道行きに関わるシェルパや村人たちの様子も含めて、遠征にまつわるあらゆる出来事に反応して石川はシャッターを切っています。
山で人間が生きるとはいかなることなのか。いわゆる山岳写真とは一線を画す石川の作品群から、山と人間との抜き差しならない関係性が浮かび上がってくるのではないのでしょうか。

 

 

○石川 直樹(いしかわ ・なおき)

1977年6月30日、東京生まれ。写真家。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。2000年、北極から南極まで人力で踏破する「Pole to Poleプロジェクト」に参加。2001年、世界七大陸最高峰の登頂を当時最年少で達成。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『NEW DIMENSION』(2007 赤々舎)、『POLAR』(2007 リトルモア)により、日本写真協会新人賞(2008)、講談社出版文化賞(2008)。『CORONA』(2010 青土社)により土門拳賞(2011)を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞(2008)を受賞した『最後の冒険家』(2008 集英社)ほか多数。最新刊に、ヒマラヤの8000m峰に焦点をあてた写真集シリーズの7冊目となる『Gasherbrum Ⅱ』(SLANT)、『まれびと』(小学館)、『EVEREST』 (CCCメディアハウス)など。都道府県別47冊の写真集を刊行する『日本列島』プロジェクト(SUPER LABO×BEAMS)も進行中。
 
http://www.straightree.com/(NAOKI ISHIKAWA WEB SITE)

 

○石川直樹ギャラリートーク 中止いたします

日時:4月11日(土)14時~  <申込不要・観覧券必要>

※ギャラリートーク開催日の13時頃~16時頃までは大変込み合います。ごゆっくりご鑑賞いただけない場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※4月11日のギャラリートークにつきまして、新型コロナウイルス肺炎の感染拡大防止に伴い中止もしくは延期する場合は、ホームページにてお知らせします。

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